応募作品・大賞作品
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一般部門 /第28回
No.46 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
和紙を剥いてみました
石田 由正
- 審査員コメント
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和紙は本来、流し漉きによって薄い層の重なりで厚みを増す構造となっている。その積層をめくり取ることによって、和紙の表面・裏面・カガミに写した表情・厚い和紙・薄い和紙などの質感を同時に魅力的に表現している。和紙素材の原点の面白さが感じられる作品である。(審査員 堀木エリ子)
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一般部門 /第28回
No.28 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
おぼろげ
野津 史花
- 審査員コメント
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手の動きにより切り取られたひとつの円のゆるやかなブレが徐々に集合体になり大きな力が生み出される瞬間を感じることができる。(審査員 日比野克彦)
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一般部門 /第28回
No.1 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
ゆらめき
村瀬 五郎
- 審査員コメント
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シャープな構造と手技から生まれる柔らかな質感のコントラストが美しい。和紙のナチュラルな色味に頼った作品が多い中、色を使うことにより和紙の白を際立たせることに成功している。(審査員 高橋理子)
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一般部門 /第28回
No.69 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
情
橋本 夢
- 審査員コメント
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この作品は、情というタイトルですが、さざ波の海を⾒ているような景⾊が浮かんだ。主に3⾊に⾒える和紙の繊細を、裂いたり、裁断したり、様々な切り⽅で、半円の和紙を重
ね合わせ、さらに潮の流れがまじわり合うようなイメージが表現されている。(審査員 柴崎幸次)
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一般部門 /第27回
No.78 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
源流のせせらぎ
矢田部 剛
- 審査員コメント
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幾何学的な直線・曲線の作品が多い中、この作品は小さいが力強い形体が感じられた。その形体はユーモラスな雰囲気を醸し出し、あっちを向いたり、こっちを向いたりとその勝手さが形になって面白い。明かりがなくてもよいが、明かりが内側から発すると全体がさらに協調される。(審査員 古川秀昭)
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一般部門 /第27回
No.6 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
バッハの音
佐々木 和良
- 審査員コメント
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大胆、ダイナミックに美濃和紙の特徴を活かしている。ものづくりのパッションが感じられ、バッハの音をイメージしたふくらみも楽しい。木の籤(ひご)と和紙という素朴な材料で構成もおもしろい。(審査員 堀木エリ子)
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一般部門 /第27回
No.104 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
FUJI
和田 俊一
- 審査員コメント
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和紙に色が染み込む具合が富士の山の雪化粧を見事に表現している。紙を折った傘の様な姿も懐かしさを覚える。単純な造形がゆえに親しみを感じるとても暖かみのある作品である。(審査員 日比野克彦)
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一般部門 /第27回
No.41 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
迎え火
isenakamura8
- 審査員コメント
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大変シンプルでありながら、和紙の自然な表情が活かされた、リラックスムードが今の世の中にフィットしていると感じた。中の構造にもきちんと気を使っていてとても好感の持てる作品である。(審査員 高橋理子)
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一般部門 /第27回
No.176 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
ケモノメク
日比野 啓市
- 審査員コメント
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精細な裁断と水切りによる葉の表現をくり返した作品。どのようにすればこのように切れるのか、作者の手仕事への愛着と熱意を感じた。自然の表情のあたたかみが感じられる作品。ケモノメクと名前も魅力的だ。(審査員 柴崎幸次)
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一般部門 /第25回
No.36 /一般部門 /第25回
ライトアップ賞
frame
加藤 舞香(拓殖大学
- 審査員コメント
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出展作品中、見る人の心を最も解き放ってくれる作品だろう。おそらく作者がもっと自由を味わおうといているからだろう。
和紙のこよりで輪を作って重ねたり、連結したり、それらを全く思いつきで構成するだけ。技法や技術を通り抜けたさわやかな仕上がりだ。(審査員 古川秀昭)
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一般部門 /第25回
No.13 /一般部門 /第25回
ライトアップ賞
和らぎ
村瀬 五郎
- 審査員コメント
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和紙の重なりによる陰影が美しく、障子の灯りが時間帯や季節で変化していく様子を思い出させてくれるような作品。作品の端部を焼くことによって、和紙ならではの、より多彩な表情を引き出しています。
移ろう和紙の魅力、陰影による奥行き感を活かした作品。(審査員 堀木エリ子)
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一般部門 /第25回
No.62 /一般部門 /第25回
ライトアップ賞
集合体
チームC(拓殖大学)
- 審査員コメント
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どこかで見たことのある形だなぁと思っていたら、ファーストフードでテイクアウトすると買ったものが紙袋に入って店員さんから手渡されるのが、こんな様な形。底は平らで、先は閉じている。現代における幸せの形なのかもしれない。
人によって、物の形の見方は様々だから、アートはおもしろい。私はおなかがすいてきた。(審査員 日比野克彦)
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