応募作品・大賞作品
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一般部門 /第31回
No.60 /一般部門 /第31回
ライトアップ賞
彩雲
倉橋 豊
- 作品へ込めた思い
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華やかな彩りを持った雲のイメージに変化を添えようと、数種類の和紙で三角柱等の細かなパーツを組み上げながら、流線型による立体感を持たせた作品となるように心掛けました。
- 審査員コメント
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立体的なパーツである三角柱と、平面的なパーツを組み合わせており、少し彩りが感じられることもおもしろい。
ベースに金属の風のシートを使い、遊び心のある組み合わせで映り込みを意識して彩雲を
表現している。ものづくりの楽しさが伝わる作品で、好感が持てる。(審査員 堀木 エリ子)
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一般部門 /第31回
No.81 /一般部門 /第31回
ライトアップ賞
母
金城学院大学 翼
- 審査員コメント
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どこまでも広がって行くような力強さに目を奪われた。
造形的にも大変バランスが良く、神秘的で美しい。
和紙の柔らかさとしなやかさの中に、荒々しい強さも共存させており、そのコントラストが大変印象的な作品である。(審査員 高橋 理子)
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一般部門 /第31回
No.79 /一般部門 /第31回
ライトアップ賞
命のゆりかご
中木 智恵美
- 作品へ込めた思い
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和紙の美しい繊維を生かしたいと考えて、和紙をちぎったときの毛羽立ちがきれいに揃うよう工夫しました。落水紙の独特な模様が美しく照らされるように和紙同士の重なりにこだわりました。
- 審査員コメント
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落水紙を使用し鱗のようなグラデーションを重ね、丸い立体として仕上げた作品。
和紙の重ね合わせのグラデーションと焦げ色グラデーションが美しい。
美濃の町並みを生かすあかりのことを考えると、もう少しサイズが大きくてもよかったのかと感じた。(審査員 柴崎 幸次)
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一般部門 /第31回
No.65 /一般部門 /第31回
ライトアップ賞
不完全
牧岡 那真(拓殖大学)
- 審査員コメント
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「不完全」という「完全」を越える響きのあるタイトルもすばらしい。和紙の持つ特質、とりわけやわらかさと透明感を活かす造形感覚が作品の強さになっている。また明かりがついても消されても、それぞれにまるで台風のような凄みを内に秘められている。(審査員 古川秀昭)
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一般部門 /第30回
No.175 /一般部門 /第30回
ライトアップ賞
朝霧
藤居 航(名古屋芸術大学)
- 審査員コメント
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美濃和紙の柔らかさ、強さ、透光性などの特性がシンプルに表現されている作品。積み重ねによる光のグラデーションや、揉み和紙の陰影、積み重ねた和紙の隙間から漏れる光の美しさが際立ち、素材本来の魅力が伝わった。(審査員 堀木エリ子)
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一般部門 /第30回
No.140 /一般部門 /第30回
ライトアップ賞
紙の束
大矢 伸治
- 審査員コメント
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紙糸ならではの張りのある質感が、緊張感を持ちながら、かつ自然でリラックスしたフォルムを作り出している。シート状の美濃和紙から作られる作品とは異なる新鮮な表情に魅力を感じた。(審査員 高橋理子)
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一般部門 /第30回
No.18 /一般部門 /第30回
ライトアップ賞
七重塔
安田 武博
- 審査員コメント
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美濃和紙を筒状に丸めて軽くつぶし、連続的に配置し、七重の塔を描くように組み上げた作品。連続的な紙の重なりの陰影が美しい。構築物のような造形で、光源も適切でありバランス良く光っている。丹念に作られた作品である。(審査員 柴崎幸次)
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一般部門 /第29回
No.158 /一般部門 /第29回
ライトアップ賞
粗密
松島 康貴
- 審査員コメント
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周辺の様々な音をすべて吸収してしまいそうな形状を色彩・その吸収したすべてのものを今度は反対に中心部から放たれる光によって外部に美しく優しい影を生み出す。できれば和紙による更なる造形を追及してもらいたい。(審査員 古川秀昭)
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一般部門 /第29回
No.8 /一般部門 /第29回
ライトアップ賞
静寂
村瀬 五郎
- 審査員コメント
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小さな木と、周囲をやきつけたちいさなわしによって構成された作品。焼き付けによる茶色の自然なアウトラインと少しずつ和紙を重ねた印影がバランスよく融合している。その奥にも全体的に和紙を貼ることで奥行き感が効果的に表現できている。(審査員 堀木エリ子)
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一般部門 /第29回
No.74 /一般部門 /第29回
ライトアップ賞
湧き上がる
上田 真也 (拓植大学)
- 審査員コメント
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目を引く存在感から受ける強さとは対照的に、透過した光がさまざまな色を生み、紙の薄さを感じさせる繊細さも持ち合わせている点が魅力的。物作りに向き合う熱量が感じられ、見ている側もポジティな気持ちになる、すっきりとした明快な作品である。(審査員 高橋理子)
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その他 /第29回
No.155 /その他 /第29回
ライトアップ賞
ぬくも
清水 祐作
- 審査員コメント
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この作者は、最小限の構造で紙を自立させる方法を探求し、灯りを制作している。多層に重ねた紙をダイナミックに折り込み、そこから漏れ放たれる光の陰影に深みがあり美しい。重なる和紙の断面も美濃和紙の美しさを感じる作品である。(審査員 柴崎幸次)
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一般部門 /第28回
No.101 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
穿孔
山本 卓磨・佐藤 美鈴・西澤 慎一
- 審査員コメント
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あかりアート作品の中でひときわ目立って和紙らしくない仕上げで面白い。まるで鉄工のような肌合いだがよく見ると奥の方に和紙らしいものが重ねられて、それそれ焦げた穴が実に様々な形で不思議な空間を醸し出している。和紙と光の意外な構成が良い。(審査員 古川秀昭)
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