応募作品・大賞作品
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一般部門 /第28回
No.15 /一般部門 /第28回
あかりアート賞
譜
後鳥 勝則
- 審査員コメント
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和紙をスクエアに切り取り、球体にしていく過程でできる陰影が美しく、落水紙をうまく使用して軽さを出している。あえて和紙のミミなどを切り取り、和紙素材の面の表現を強調することに成功している。
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一般部門 /第28回
No.73 /一般部門 /第28回
あかりアート賞
ゆらぎ
守屋 美紀
- 審査員コメント
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和紙のふちをミシンで縫っているところが視覚的にも面白い。薄い和紙や厚い和紙を使用していることから、色々な角度から見ると、重なり具合によって、不思議な情感が得られる作品になっている。
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小中学生部門 /第27回
No.33 /小中学生部門 /第27回
あかりアート賞
夢みる頃
福田 俊博
- 審査員コメント
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楮の木を感じさせる作品。あかりがついていても、消えていても質感があり美しい。生命感があり縄文の火焔土器のうねり、炎のような強さを感じる。重なりが陰影をうまく作っていて、自然な造形と技法がマッチしている。個性的で計算したというより、作りながらまとめた感じにとれる。
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一般部門 /第27回
No.35 /一般部門 /第27回
あかりアート賞
CUBE in the Soul
伊藤 康弘
- 審査員コメント
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3つの素材の使い方に違和感がなく、薄い樹脂と和紙のグラデーションが美しい作品。光源のピッチのバランスが良い。黒の土台が主張しすぎない程度に自然に存在している。毛羽立ちの水切り処理が上手である。一瞬、樹脂がないように思え、球が浮いているような印象で丁寧に造られている。たわまずにまっすぐになっているところが良い。
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一般部門 /第25回
No.58 /一般部門 /第25回
あかりアート賞
面影
MAYS(拓殖大学)
- 審査員コメント
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作る楽しさが表われている。物づくりの楽しさ、和紙の透過性を生かして異なる陰影。平面でありながら立体的に見える和紙の豊かな表情が表現されている。
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一般部門 /第25回
No.224 /一般部門 /第25回
あかりアート賞
UNITY
吉村 祐樹
- 審査員コメント
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石の存在が、和紙の良さをひきたてている。設定がよい。石と紙のバランスが、素材の良さを引き立たせている。生命体的な海の中の潮の満ち引きを感じる。生命感が宿る。呼吸感がある。ディスプレイがよい。あたたかでふくよかな生命感を感じる。
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一般部門 /第24回
No.40 /一般部門 /第24回
あかりアート賞
ササ
安田 武博
- 審査員コメント
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作品の「強さ」と「柔らかさ」で和紙の良さがうまく表現されている。和紙を筒状にすることで陰影の重なりの面白さがみられ、光源をうまく包み込み細部にまで意識が及んでいる。
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一般部門 /第24回
No.113 /一般部門 /第24回
あかりアート賞
褶曲
大村 明生 (拓殖大学)
- 審査員コメント
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平面がふくよかな立体を作りあげることで、ストライプの陰影が倍増させている。
和紙の特性であるハリと強さが生かされた作品である。
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一般部門 /第23回
No.154 /一般部門 /第23回
あかりアート賞
雪花
木戸口 幸人
- 審査員コメント
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雪原の中に無数の光が展開され、シンプルの中に無限へと続く光のホリゾントを感じた。ら線をえがくように積層されたち密な光の連なりは、紙というテクスチャーを離れ、美しい造形である。
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一般部門 /第23回
No.164 /一般部門 /第23回
あかりアート賞
ことのは
桃園 靖子
- 審査員コメント
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素朴な和紙の魅力を引き出している。自然な大きな花を想起させる。中にあるランプが1つ使われているが、その光の濃淡がきれいな抑揚があり絶妙である。
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一般部門 /第22回
No.73 /一般部門 /第22回
あかりアート賞
老木
木村 香孔
- 審査員コメント
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技巧を凝らした作品が増えている中、和紙ならでは風合いを大胆に生かした作風が目をひいた。和紙の質感は柔らかな印象になりがちだが、同時にシャープさも持ち合わせた力強さが魅力的な作品である。
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一般部門 /第21回
No.200 /一般部門 /第21回
あかりアート賞
壺
嶋田 裕也
- 審査員コメント
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壺の中身は何なんだろう。壺の役割は何か蓄える器である。この作品の中には無尽蔵なエネルギーがある。手を突っ込むと吸い込まれそうな宇宙的な空間が感じられる。
現代観術作家のアニッシュカプーアの作品で壁に穴が開いていて、その向こう側に永遠の空間が広がる作品があるが、それを小さな壷で連想させる。とても力のある作品だと思います。
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